展覧会概要
タイトル:「stay pure」
作家名:BCBG松田
会場
PERIDOT ART CENTER + OSAKA SPACE
大阪府大阪市北区西天満4-9-4 西天満ビル108
会期
2026年7月2日(木)〜7月14日(火)
休廊日
日曜、月曜
開廊時間
10:00〜18:00
作品説明
最近私は、子猿を描いたり、そこにドットを配置したりして、内部と外部の要素をキャンバスに表現している。
「社会はだんだんゴリラ社会から猿社会になってきている」という文章を読んだ時、だったら私は子猿でいたいと思った。
簡単に説明すると、ゴリラ社会とは、利益を求めず食べ物を分け与え、お互いの力比べや順位争いをせず、調和を重視することや、言葉に頼らず同じ時間を過ごし、スキンシップや視線で深い信頼を育むことだ。
一方で猿社会とは、勝ち負けを明確にし、力の強い者が特権や利益を独占するヒエラルキーを構築し、共感ではなく損得や優劣の比較によってつながりを判断することだ。
どうして社会は、ゴリラ社会から猿社会になってしまったのだろう。
その中で子猿は、私に希望を与えてくれた。子猿を見ていると、大きく変化した社会の中でも希望に満ちあふれ、好奇心旺盛に生きている。その姿を見ていると、そのまま生きてほしいと思う。
また私も、猿社会の世界に惑わされず、ドット内の安寧を守りたいと思った。
時々、蚊に刺されてだんだん腫れていく様子を見ていると、それをきれいに丸で囲みたくなる。丸で囲むと安心し、自分のテリトリーが守られたような気がする。そうして私は、キャンバスにドットを表現している。
自分の安寧は、自分で作らなければいけない。
世界ではさまざまな出来事が起きていて、人々は外部との距離が密になりすぎてしまっているように感じる。自分のプライベートな空間にも外部の要素が入り込み、どこまでが自分でどこからが他者なのか分からなくなってきていると思った。
自然に混ざり込んでくる外部の要素を、私はどこまで受け入れられるのだろう。
また私は、腸脳相関に興味がある。腸と脳が双方向につながっているという考え方だ。自分自身の体とコミュニケーションを取り、自分の本当の気持ちに耳を傾けてほしいと思う。
外部にコントロールされるのではなく、一人ひとりが自分自身と向き合い、それぞれの気持ちが尊重される社会になってほしい。そして、一人ひとりがまっすぐ外部と向き合っていける社会になることを願いながら、この作品を表現した。
プロフィール
BCBG松田
2022年4月 京都芸術大学入学
2024年3月25日から3月30日 グループ展『インサイド・アウトサイダー』カオスの間
2024年 11月2日から11月3日 三回生展『TRI-』京都芸術大学
2025年 関西のアートプロデュース団体発行のマガジン『SHAKE ART』(vol,34)にて、一面特集として活動紹介
2025年 2月22日から24日 グループ展『Hug myself』 "peel south”
2026年 2月7日から15日 京都芸術大学卒業展 京都芸術大学 瓜生山キャンパス
2026年3月 京都芸術大学卒業